・ボンボン
「ハリーとトント」が猫映画の良心なら、「ボンボン」は犬映画の良心だとおもふ。
両方とも動物に行過ぎた演技をさせていないところがすばらしい。敬意を払いたい。
(★★★★☆)
・マジックアワー
この映画の見所ってフカっちゃんの歌?
三谷幸喜、大学くらいまではかなり大好きで映画もドラマも全部観てたんだけど、
大人になってからはあまりのめりこめなくなっている。かなしい。
設定はいつも秀逸だし、キャラクターもきっと日本一コミカルなんだけど、
喜劇を描くばかりに、パーソナリティがどうしてもデフォルメされてしまうわけで。
それがのめりこめない要因なのかなー。
「12人の優しい日本人」は今ほど根アカではなかった気がするんだけどな・・・。
というわけで、喜劇と喜劇に中和されない深いパーソナリティのバランスを求めると、やっぱりわたしは矢口派なんだよなあ。
(なんで、じつはちょっとクドカンも苦手です。ああ、言ってしまった。敵が増える。)
(★☆☆☆☆)
・キャストアウェイ
友人に「なんか泣ける映画ない?」ときいたら「トラウマになるくらい泣いた」といわれた映画がこれ。
現代版ロビンソンクルーソーで、たぶん一般的には泣ける映画ではないんではないかな、というのが感想。
いや、でも、トムハンクスにかける言葉ないわ・・・(´・ω・`)ショボン と思ったのは事実だが。
というわけで、友人が薦めた意図とは5万光年くらいかけ離れた意味で、すげー面白かった!ウィルソーン!
わたしの友達みんながこの映画観るといいなとおもう。
(★★★★☆)
・君のためなら千回でも
後半、大人になってから情勢悪化したカブールでの出来事は、
前半の生き生きとした子供時代の描写に上書きされるには壮絶すぎる。
それがまがいのない現実なのだけれど。
その緊張感が映画にとっては良いエッセンスとなり、
エンディングのアミールの言葉を聞いた瞬間、スイッチが押されたように涙ほろり。
思わぬ佳作に胸が震えたとです。
(★★★★★)