Posted by kickable on 2010年 2月 8日 – 12:55 PM
『かいじゅうたちのいるところ』
もしかしたら、本編より予告編のほうが良くできちゃってるかも・・・。
という思いが頭を掠めながらの感想。
フリーハンドの映像と音楽の勢いにわくわくさせられるのは、さすがのスパイクジョーンズ!
その一方で教訓めいたものは、押し付けずにさらりとかわすのもスパイクジョーンズ。
(ていうか「かいじゅうたちのいるところ」の原作そのものがそうなんだけど。)
そもそも絵本の教訓だって、大人があとからつけてるようなものだしな。
そういった意味で、良くも悪くも、ただただ「子供」として絵本を読むような、
そんな体験をさせる作りこみ方だった気がする。 色々とはらはらした。
そういう世界観を壊さなかったのはすごいなー、と。
# あらいぐまのリチャードが癒し系だったー!
Posted by kickable on 2010年 1月 27日 – 1:23 AM
再び 失恋した。
正確にいうと、失恋体験した。
映画「500日のサマー」で。
ねたばれあり。
–
劇場ロビーから the smiths が流れてて、にやにやを押さえつけながら着席。
トム役のジョセフ・ゴートン=レヴィットがとてもとても良かった!
トムの男性的欠点(だからサマーちゃんに早いうちに友達と見限られちゃったんだろう的欠点)が緩和され、
彼の演技でなかったら、これ程までにチャーミングなキャラクターにはなれなかったんでは、と思う。
使えるパーツすべて使ってよろこんでいるときの表情とか身のこなしとか、
世界中を呪うようなまなざしとか、きょとん顔とか、
フラッシュバックのようにスクリーンに畳み掛けるのをみているのは、本当に楽しかったー。
あと、いつかのアメリカのバーでリアルカラオケ大会に遭遇したときも思ったけども、
外人のカラオケシーンは日本人のそれよりやっぱり好きだ! カラオケでpixiesとか、トム最高だぜ。
しかしなあ、あれだなあ。
これほどまでに精神的に堪えるシニカルな映画は、すぐには再見できないだろなあ。 ”Am I still ill?”だ。
万が一でも、また見るときは90歳くらいになってからにしよう。生きてればみよう。また、トムに会おう。
Posted by kickable on 2009年 12月 28日 – 5:19 PM
「ブロークンイングリッシュ」
ファッションもインテリアもシチュエーションもSex And The Cityよりは断然こっち。
パーカー・ポージーみたいな髪質と髪型になりたいなー。
雑誌眺めてたような98分。見終わった後に残るは物欲のみ。
(☆☆☆☆☆)
Posted by kickable on 2009年 12月 28日 – 2:09 AM
「ビヨンド ザ シー」
ジャズスタンダードにスウィングを持ち込んだといわれるボビーブラウンを描いた映画。
名人ケビンスペイシーが、年齢再現お構いなし、
そして吹き替えなしでビッグバンドで歌って踊りきって演出までする!
やはり「ケビンスペーシーがボビーを演じるには老けすぎだ」とは思う一方で、
歌手になればいいのになあと思うくらいの歌唱力が楽しい。
(映画撮るまでに5年間修行したそうだからすごいな)
映画後半、晩年のお呼びでないぶりはやはり切ない。
それとともに映画自体のテンションもだだ下がりで、12月の薄ら寒さが身にしみるなあ…
と思っているところにくるあのエンディング。心温まる。
(★☆☆☆☆)
Posted by kickable on 2009年 12月 14日 – 1:57 PM
『母なる証明』(ネタバレ注意)
劇場にて。ポンジュノ長編。
独特なカメラワークやカット割り、望遠レンズの多様などは今回も健在で「おっ」と思うたびに嬉しくて、
良く悪くも純粋にストーリーにどっぷり浸れない私・・・。あー。
執拗なまでのゆがんだ母の愛というものはあるんだろうと、
どっかで頭のデータベースに組み込まれているので、
大筋の展開事態はあまり衝撃ではなくおおかた予想通り。
ただ、最終的に息子はほんとは理解してるのかどうかが突きつけられるんだけど、
自ら犯したことより、息子への疑念のほうが耐え難いのだろうと思うと・・・。
観てる方にとっても「殺人の追憶」のような重いおもしを残すラストで、なんともいえない。
ていうか怖い。太ももにハリ打ちたい…
(あと、韓国映画の好きなシーンランキングに、「マッコリ撒く」が加わったのだった!)