
津村記久子『ワーカーズ・ダイジェスト』を読んでいる。
はじまりは、ちょっとした怒りに満ちていて、腰が引けそうになった。
怒ってばかりいる人は苦手なのだ。最近は特に。
でも、やっぱりそこは、信頼できる記久ちゃん。
登場人物が読み進めるうちにだんだん寄り添ってくる。(まだラストまでは読んでいないのだけど)
記久ちゃんと一緒に年をとれて嬉しいなあ。

津村記久子『ワーカーズ・ダイジェスト』を読んでいる。
はじまりは、ちょっとした怒りに満ちていて、腰が引けそうになった。
怒ってばかりいる人は苦手なのだ。最近は特に。
でも、やっぱりそこは、信頼できる記久ちゃん。
登場人物が読み進めるうちにだんだん寄り添ってくる。(まだラストまでは読んでいないのだけど)
記久ちゃんと一緒に年をとれて嬉しいなあ。
いまは「1Q84」を時間をかけて読んでいる。いまだ上巻の半分。
『アンダーグラウンド』的なノンフィクションを、
往年の村上春樹節で「お話」として再構築している印象を受ける(劇中の天呉と同様に)。
60年代の新左翼系のお話が堪らなく面白い!
そのせいで、時間をかけて読みたいのにどんどん進んでしまって困惑。
なぜか、映画「カポーティ」を思い出してる。
そして、まだ1Q84を読み終わってもいないのに「冷血」が読みたくてしょうがない。
また、読書サイクルがめぐってきたようだぜー。
(DVDはしばらくおやすみ)
記久ちゃんの書き下ろし『八番筋カウンシル』が、芥川賞受賞後に出版となっていた。
中盤までは、久々にのっけから引き込まれず、ふあんになってしまうほどだったけれど、
後半の怒涛の追い上げに全神経を持っていかれてしまった。
なんだかんだいって、いつも登場人物ときもちが見事に併走する。
小説にあった”外にいて酒や他人を必要としなければ幸せを感じられない”人間にはなりたくないけど、
お酒にも他人にも「また再会したい」と思える暮らしでありたいなーと改めておもう。
先日、本好きの人に、彼女を上手に紹介できなかったことを悔やんでいる。
ふあんの最中だったのもあったろうし、審美眼のある人を目の前にしてびびってしまったのもあったろう。
それでももっと巧く褒められたはずで、いつだって後悔が先にたたないものですね。ちえ。
いろいろ先の予想も立ってきて、だんだんと落ち着いてきた。いつだって峠を越す前が一番しんどい。
あとはある程度マッピングされた事をこなしていくだけ。そうおもう。そうおもおう。
振り返ってみると、心が散漫になったときは、小説に没頭することが多い。
今月は、気に入っていた津村記久子さんの本を全て読了してしまった。
さみしくてしょうがないなー。
あの体験は、「読む」という感覚ではなく、
友人のユーモアに笑い、友人のつらさに心を寄せるような行為に近かった。
いまや彼女をこころで「記久ちゃん」と呼ぶぐらい、マブ達(きぶん)に!
—
「カソウスキの行方」
「君は永遠にそいつらより若い」
「ポトスライムの舟」
お休みが嬉しすぎて眠れない。もう3時半!あっというまに昼夜逆転してしまうわー。
さて、12月にはまった津村記久子さんが、年明けに芥川賞にノミネートされ、なんとそのまま芥川賞受賞!
という、ある種啓示的な出来事に遭遇した。
人は『また会おう』と思える他人に支えられていると思う。
ひと:津村記久子さん より
し、シンプルだけど、ふ、深い。
しかも、いまのわたしの気持ちの核に寸文の狂いなく突いてくるあたりが、す、すごい。絶句。
『ポトスライムの舟』は、まだ未読なので文藝春秋3月号がでたらすぐ買おう。
にがつのとおかね!