記久ちゃんの書き下ろし『八番筋カウンシル』が、芥川賞受賞後に出版となっていた。
中盤までは、久々にのっけから引き込まれず、ふあんになってしまうほどだったけれど、
後半の怒涛の追い上げに全神経を持っていかれてしまった。
なんだかんだいって、いつも登場人物ときもちが見事に併走する。
小説にあった”外にいて酒や他人を必要としなければ幸せを感じられない”人間にはなりたくないけど、
お酒にも他人にも「また再会したい」と思える暮らしでありたいなーと改めておもう。
先日、本好きの人に、彼女を上手に紹介できなかったことを悔やんでいる。
ふあんの最中だったのもあったろうし、審美眼のある人を目の前にしてびびってしまったのもあったろう。
それでももっと巧く褒められたはずで、いつだって後悔が先にたたないものですね。ちえ。
